WAKAME PROJECT

負けんなプロジェクト第一弾 「鮎川の三陸ワカメを救え!!WAKAME PROJECT」

WAKEME+.jpg

※下記項目クリックで記事が見れます。
▼11/17より ワカメ日記がスタート

ストーリー「ザ・トミジ」


三陸ワカメが出来るまで

この先は、齋藤富嗣さんが牡鹿半島の金華山で営まれていた民宿「潮風」のホームページに繋がります。
民宿「潮風」は、残念ながら津波によりすべて無くなってしまいました。
このホームページをみると、震災前に齋藤さん御一家がどんな暮らしをされて来たのか?
また、牡鹿半島周辺や金華山の美しさを見ることが出来ます。
民宿「潮風」の復活はまったくめどがついていません。 
このホームページの中でかろうじて出荷できる商品の通販コーナーがあります。
今はこういったカタチでしか齋藤家は収入を得ることができないのが現実です。(よろしかったらお買い上げ下さい)

今出来ること。それは鮎川の三陸ワカメの養殖を復活させることです。それが齋藤家の第一歩です。
僕達は全力で協力し、来年の春にワカメしゃぶしゃぶを絶対やります!!
そんなワカメプロジェクトは、あなたの力を必要としています。
では「三陸ワカメが出来るまで」をご覧下さい。
http://www.shiokaze-wakame.com/wakame/200412/01.html

必要なものリスト

今年の5月に山梨と千葉で「倉庫に残ったまま売る場所がない商品を売りましょう」という支援イベントを開催しました。その時に、三陸ワカメの販売で参加していただいた宮城県石巻市鮎川地区の齋藤富嗣さんという方と出会いました。

牡鹿半島の金華山で民宿を営み、鮎川で三陸ワカメの養殖し自宅の工場で加工して販売するこれが齋藤さんの生業。津波により民宿はなくなり、家は高台にあったおかげで残ったものの、一階部分がのみ込まれワカメを加工する工場も一切稼動出来なくなりました。かろうじて残ったのは、齋藤さん自身が無謀にも沖へ出て守った養殖に使う小船一艘だけ。

「10月までに種付けをしなければ、来年鮎川の三陸ワカメを販売することが出来ない。でもあきらめませんよ」海の上でそう話してくれた齋藤さん。

何度も押し寄せる巨大津波を6メートルほどの小船でたった一人乗り越えすべてが流されても、家族を守るため、地元鮎川を守るため、力強く生きる男・齋藤富嗣

負けんなプロジェクト第一弾は、東日本大震災の震源に最も近く最大30メートルの津波により全てを失った、宮城県石巻市鮎川港で三陸ワカメを養殖する、潮風商店の齋藤さんを支援していくことを決めました。

負けんなプロジェクト第一弾 鮎川の三陸ワカメを救え!!WAKAME PROJECTは、支援するということだけでなく、逆に僕達が勇気をもらうプロジェクトなのかもしれません

これはそんな齋藤さんから今必要なリストを下さいと頂いた手紙の一部です。


齋藤さんから頂いた手紙(必要なもの)


東日本大震災により養殖イカダ(ロープ)、ワカメを茹でる釜、荷揚げ用ウィンチ、冷し用のタンクなどすべてを流失。又自宅も津波に襲われ、作業場に設置してあったワカメの塩揉み機プール、ワカメの脱水用プレッサーが使用不可能になってしまいました。

秋にはワカメの種付けがはじまります。これはKOUSAKUさんをはじめ、協力していただいた方々のお蔭様で養殖イカダ(ロープ)を用意することができました。
それとA-TRUCKさんから保冷庫の用意もしていただきました。しかし、3月の収穫・水揚げまでには茹で釜、塩揉み機プール、脱水機などを用意しなくてはなりません。
現在、その資金調達のた金融機関とも話し合いを進めております。

<写真>

今早急に必要なものは、荷揚げや荷降ろしに使用するフォークリフトです。これは1袋80キロある重りを船に積み込むには人力では困難ですし、船自体を乗架させたり安全のために船底の清掃・補修も怠ることは出来ません。漁協の船を陸に上げる乗架ウインチも壊れているため、震災後船は海に降ろしたままになっています。これから台風が来て時化になり、津波から守った船が転覆しないか心配です。
漁協にフォークリフト購入の申し込みをしましたが、中古・新車問わず在庫がないため入手が困難です。
共同でフォークリフトをとも言われていますが、天候に左右される仕事のため、やはり1軒に1台のフォークリフトがなければ仕事が出来ません。
船も足りておらず、北海道とかから届いてはいるが誰がどの船だかまだ決まっていません。


必要な漁具、及び資材関係のリストと凡その金額を出していただきました。
ただし、船の購入費は含まれていません。

塩揉み機プール
200万
ワカメ茹で釜
100万
ワカメ脱水機
80万
フォークリフト
250万
ロープ類一式
150万
ワカメ刈り取り機一式
50万
ワカメ冷し用タンク(2台分)
20万
土嚢(600体)
30万
作業場補修工事
300万
合計
1000万

プレッサー.jpgワカメプール.jpg茹で釜.jpg船.jpg

3月11日、宮城県石巻市鮎川を襲った津波

1.jpg震災後、津波警報は発令され海は異様な雰囲気に2.jpg余震が来るたびに港の水面は小刻みに波打った3.jpgやがて水がゆっくりと増していく4.jpgそして第一波。ものすごい勢いで押し寄せた波がすべてを呑み込んでいった
5.jpg「止めてくれ!!」何度も叫んだ。6.jpg容赦なく街ごと大津波の波で覆い尽くす7.jpg冷たい雪が降る向こうに、大切な養殖のイカダが無残に押し流されてきた8.jpgそして引き波は壊れた街を極寒の海へと引きずりこんでいった
9.jpg引き波の後には変わり果てた街が・・・10.jpg夢であってほしい・・・目を開くたびに思うこと・・・