信玄光芸術竹灯籠祭とは
以前から竹によって畑に陽が入らず、農作物が育たなくて困っている高齢者から、竹藪整備の相談がまるごみ山梨にはきていました。コロナ禍になり、ゴミ拾いで人を集められなったことがきっかけとなり少人数で竹藪整備を開始。その伐採した竹を利用して竹灯籠・竹あかりを作り、山梨県甲府市の武田神社にてを光のオブジェで装飾するSDGsにも繋がる環境イベントです。
開催目的
世界平和
開催当初の令和4年は、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻など世界情勢の激変により、世の中が不安のどん底にありました。コロナで苦しい思いをされた方々の心を癒し、戦火に巻き込まれた方々のため武田神社から平和のメッセージを世界に向け発信することを目的に開催しました。
能登復興祈願
令和4年は、元日に発生した能登半島地震にて被災された方々に寄り添うための竹灯籠イベントを開催。実際に被災された輪島市の輪島塗職人さんに『復興祈願の竹灯籠』を製作していただき、2ヶ月間飾りました。
輪島塗復活PROJECT
3月にスタートした竹灯籠イベントと同時に開始した輪島塗復活PROJECT。最終日にそれまでの募金活動やイベントにて集めた支援金100万円を輪島キリモトにお渡しいたしました。
開催概要
開催日 令和7年3月23日(日)~5月25日(日)
時 間 18時00分~21時00分
場 所 武田神社(山梨県甲府市古府中町2611)
内 容 開催中は毎日点灯。最終日は四條流庖丁式を開催予定
甲斐 武田神社
甲斐の国(現甲府市)の戦国時代きっての名将「武田信玄公」を御祭神として祀る神社。大正4年、大正天皇のご即位に際し信玄公墓前に従三位追贈(じゅさんみついぞう)が奉告されたのを契機に、ご遺徳を慕う県民に武田神社ご創建の気運が沸き上がり、官民一体となった「武田神社奉建会」が設立され、浄財によって大正8年には社殿が竣工、4月12日のご命日には初の例祭が奉仕されました。
企画紹介
◆5月24日(土)第19回 武田の杜薪能と竹灯籠のコラボ
5月24日(土)は武田神社春の恒例イベント『武田の杜 薪能』が開催されます。能を鑑賞した後は竹灯籠をお楽しみください。
※下記ののチラシは昨年のものです。薪能の最新詳細は今しばらくお待ちください。
◆5月25日(日)四條流庖丁式
第3回 武田神社 四條流庖丁式
時を超え、武田神社にて奇跡の共演が実現!日本で唯一料理の神様が祀られている千葉県南房総市千倉町の高家神社から、平安時代から伝わる日本料理の流派『四條流』と世界的尺八奏者『き乃はち』の共演を
令和7年5月25日(日)会場16時00分/開演17時00分
◆場 所 武田神社境内・甲陽武能殿
◆出 演 四條流一門/尺八奏者き乃はち/TSUBASA 他
◆料 金 正面特別席 9,800円(特別お土産付 ※限定)
正 面 席 8,800円(お土産付 ※限定)
自由席 6,800円
◆主 催 武田神社 庖丁式実行委員会
◆後 援 FM FUJI(予定)
◆特別協賛 株式会社A-TRUCK
◆運 営 株式会社SnapDragon
チケット販売開始予定:令和7年3月1日予定
お問合せ TEL 055-249-8340
メール info@marugomi.jp
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<四條流 庖丁式とは>
四條流包丁術は、9世紀の半ば光孝天皇の命により藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)が創始。唐の食習慣・調理法が日本にもたらされ、それが日本的に昇華し、包丁術となったもの。室町時代後期の長享3年(1489年)頃に記された『四條流庖丁書』には、俎の寸法、具体的な料理法、箸や膳の飾り方にいたるまで詳細な記述があり、包丁を入れる食材に関しては、海のものを上、川のものを中、山のものを下と記されています。包丁式はそんな四條流包丁術を現代に伝え、藤原山蔭が鯉をさばいて以来の伝統技法を烏帽子(えぼし)、直垂(ひたたれ)姿で庖丁と真魚箸(まなばし)のみで魚を捌くという厳かな式です。
<尺八奏者 き乃はち>
1971年東京根岸生まれ。二十歳より三橋貴風に師事。共に国内外での舞台に多数参加。邦楽器と洋楽器を融合したロックバンド六三四~musashi~での活動を経て2003年ソロデビュー。楽曲はNHK はじめ各局テレビ番組などに起用され好評を得る。舞台・歌舞伎・映画などの作曲活動、国内外での演奏活動に加え、ライフワークとして全国の寺社仏閣において奉納演奏を行っている。