まるごみJAPANは、2002年に渋谷でスタートさせた環境とアートのイベント『ZEROCKIN’』から、イベントを通じて環境を学んでもらう公共性を持った事業を展開してきました。
イベント前の会場周辺のゴミ拾い。ゴミ拾い後は拾った人が分別します。
ゴミ拾いを通じてその地域の分別仕組みを改めて学びます。
2023年7月15日(土)・16日(日)に開催した復興支援のまるグルにてリサイクル100%を目指して
その流れは現在も変わらず、7月15日(土)・7月16日(日)今年4年ぶりに千葉県南房総市白浜町で開催した『復興支援イベントまるグル’23in南房総』でも、飲食を楽しんだ来場者に呼びかけ、食べたあとの容器を購入者自身にキレイにしてもらい、11項目にわけたゴミ箱に分別・廃棄を行ってもらいました。まるごみJAPANは、楽しいだけでなく、参加者全員が地球を思いリサイクル100%を目指します。
2019年は95%のリサイクル率だったまるグル。しかしそれはサーマルリサイクルで、マテリアルリサイクルは54%でした。我々はマテリアルリサイクル率をイベントの中で上げたく、容器に付着したソースや汁はヘラで汚れをキレイに落として分別・廃棄を行います。
イベントの最後までゴミの管理を続けるまるごみメンバーにはただ、ただ感謝!!
2023年7月15日(土)・16日(日)開催『まるグルin南房総』リサイクル率
7月15日(土)・16日(日)に4年ぶりに開催しました復興支援イベントまるグル’23in南房総。2日間のゴミのリサイクル率が出ました。2019年はサーマルが95%、マテリアルが54%。今回はサーマルが65%、マテリアルが19%でした。数字だけ見ると非常に下がってしまった感がありますが、驚くべきは出た全体のゴミの量です。2019年は4tだったゴミが今回940kg。実に3tもゴミの量が減っています。これは出店者への協力の呼びかけや、パンフレットでの来場者への呼びかけが功を奏したカタチになりました。リサイクル率が悪くなった一番の要因は、コロナ感染を懸念してボランティアの安全を考慮してヘラでの汚れ落としとしました。しかし、ヘラでは限界があり、汚れの落ちが2019年と比べて大きく違うと業者からも報告がありました。しかし、安全第一を考慮した結果、今年はこのような結果になりました。